田園風景ひろがる立地に建つ保育園の計画

用 途  保育所
面 積  820.96㎡ 248.34坪
構 造  木造
エリア  滋賀県大津市

周辺は田園風景が広がり、草花や風や匂いを感じることが出来る豊かな環境である。
保育園は、こどもたちが初めて関わる「社会」の場でありながら、「家」のような存在です。
「社会」「家」という概念を拡張・縮小しながら考えると、保育園という場は、ひとつの「街」のようなイメージと考えます。この「街」での活動を通じて得られる体験は、こどもたちにとっての原風景となり、健やかに成長するための宝物になるはずです。
「街」には、たくさんの発見と刺激があふれていて、そこには家があり、それをつなぐ路地や階段がある、そこでは走り回ったり、飛び跳ねたりすることもできる。
また、そこで生まれる異年齢交流は、良い刺激となり更なる成長のきっかけをつかむことが出来る。
この場所が、こどもたちの心にいつまでも残る原風景を育むことの出来るような建物になることを願う。

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